挑戦に必要なものとは

ご覧いただきありがとうございます
60分ベーグル専門教室 講師/講師養成 小南みおです
6歳と3歳の姉弟のママ
パン作りという趣味に目覚め
中でも大好きなベーグルが自分で作れるということに感動!!
この喜びをお伝えするために日々活動しております
娘の涙がわたしとリンクしました

春になると新しい出会いが増える季節ですよね
じつは、わたしの娘も今年の4月から小学生になったのですが
入学式が終わったあとの初日は行きたくないと寝る前に泣いていたんです
ランドセルをえらぶときはあんなにワクワクしていたのに…
『なんで行きたくないの?』ときくと…『怖いから…』といったんですね
わたし『なにが怖いの?』
娘『わからない』
そりゃあ、そうですよね。
だって経験したことないから、そもそも知らないことが多すぎる。
- どんなところだろう
- 小学校で先生に怒られないかな
- 勉強むずかしくないかな
- 給食ちゃんと食べれるかな
- おともだちできるかな
きっと色んな不安が娘の頭の中をめぐっていたと思うんですよね。
それでも、初日は新しい顔ぶれのおにいちゃんおねえちゃんたちと一緒に登校していきました。
当日は嫌がることもなく半分あきらめたような顔をしていましたね…笑
初めての登校をおえて…
わたしも平静をよそおうも娘の少々気難しい性格を知っているため、大丈夫かなと不安でした。
ただ、はじめのうちは学校に慣れてもらうのが目的なので11時前には帰宅。
すると、帰ってきた娘の顔がすごくにっこりしていたんです。
その顔を見た瞬間、『あっ、この子はもう大丈夫だ…』って思いましたね。
『ママ!〇〇ちゃんとしゃべったよ!』
『おともだちと一緒にかえれたよ!』
行きの表情とはまったく別の顔をして生き生きしていたんです。
きっと、1度学校生活を経験することによって、娘なりにこんな感じなんだというものがなんとなくわかったんだと思います。
時間としては数時間だったけれども、この1回を経験するだけで小学校という未知の環境に対する印象が絶望的な場所から、もしかしたら楽しいかも?に変わったのかもしれません。
それから、娘は学校に行くたびに『今日はおともだちと腕相撲した』など、クラスでのできごとを嬉しそうに話してくれるようになりました。
そして、娘の変化を目の前にして思ったのは、新しいことに対する不安・恐怖って大人も一緒だなあと思ったんです。
挑戦したいのに怖いと思うきもち

わたしもパン教室をはじめた当時はお客さまに来てもらいたいけど、本当にわたしで良いのかな…という矛盾をかかえていました。
これは新しい挑戦にたいして、経験したことのない現実がくるのを恐れていたんですね。
今、思い返すとこんなことを思っていました。
- ちゃんと講師としてやっていけるかな
- こんな私が本当に教えて良いのだろうか
- 満足してくれなかったらどうしよう
- わからない質問してきたらどう対応したら良い?
わたしも娘と同じように前に進みたいけど、まったくの未知の環境なために、まだ起きてもない不安が頭の中をぐるぐるしてたんです。
ただ、これって別に特別なことではなくて、ごく一般的な反応だと思うんですよね。
というのも、悩むことによって起きていない不安・心配事が、現実として起こらないようにほとんどの人はここで行動をとめるんです。
なので、なにも環境をかえていないため、頭の中の不安はなくなりますよね。
それは、一見問題を回避しているように見えますが、それと同時に、当然理想の未来もやってこない。
また、これまでと同じような日常が続くということになります。
娘の場合、なぜ学校で起こる不安を解消できたのかというと、もう完全にやることが決まっていたから。
この日のこの時間までに登校しないといけない。
そう決められていたから、本当はいきたくなかったけれども半ばあきらめて行きました。
その結果、学校はまだまだ始まったばかりだけれども、きっと、わたしにもやっていけそうと実際に経験したことでそう思えたんです。

想像していたときはこわかったけど、経験してみたら意外とそうでもなかったって、あったりしますよね☆
これは、わたしもまったく同じでした。
パン教室講師へのあこがれはあったけども、この私に本当にできるのか?
ふだんのわたしなら、悩んでも解決しないことを悩み続けて時間だけがすぎ、悩んだ末に『やっぱりやめておこう…普通にパートで働こう』と諦めていたと思います。
決める勇気

このままでは、ずっと自分の人生を自分で決められない人生になる。
そこで、この日のこの時間にレッスンの募集をしてみよう!と、思い切って決めて告知したんです!
そうしたら、もう後には引けない、やらないといけない状態になりますよね。
だからこそ、わたしも不安を抱えながらも強制的に動くことができました。
さらに、自分で日にちと時間を決めるという連続が今をつくっているんですね。
要は、小学生の娘とちがい、大人はこの選択さえも自分にゆだねられているということ。
何かに挑戦しようとしても、強制ではないのでいつでも自分次第であきらめることもできる。
強制力のある環境の大切さ

よほど意志のかたい人なら貫き通せると思いますが大概の人は難しい。
だから、そんな時に心がブレないようにおしりをたたいてくれる人が必要なんです。
わたしもこれまで、なんでもひとりでこなしてきたわけではありません。
はじめは反対していたけど、徐々におうえんしてくれるようになった主人の存在。
さらに、信頼できる指導者のかたに助けてもらいながらここまで継続できているんです。
もちろん、天才肌で抜群のセンスがあり、ひとりでこなしていける人もいると思います。
ただ、そんな人はほんの一握り。
わたしは意志の弱い人間だったので誰かに監視されている状態を意図的につくるしかありませんでした。
そこまでしないと、自身のあこがれるなりたい姿は叶えられないと思ったからなんです。
当たり前ですよね。
結局は自身の行動でしか今の現状ってどうにもならない。
正直、不安な環境に飛び込んでいくって決して簡単じゃない、だからこそ、挑戦と呼べるんです。
行動がとまっているあなたへ
今、新しいことに取り組みたいけど行動が止まってしまったり、頭の中で失敗しない方法をずっと考えているあなたは、残念ながら今のままでは大勢多数派の何も変わらない人になります。
どうしても変えたいのであれば【期日をきめてしまう・応援してくれる人、監視してくれる人】を近くにおくなり、いつでも連絡ができる環境に身をおくのがおすすめです。
ここまで、読んでいただいたあなたはきっと何かに挑戦したいことがあるのかもしれませんね。

ちなみにあなたは、なぜ新しいことに挑戦しようと思いましたか?
きっと今の現状をなにかしら変えたい、何者でもない自分に誇れる肩書きをつけたいと思っている方もいらっしゃると思います。
その理由は別に綺麗な言葉でなくても良いんです。
あなたが行動できる1番の原動力がそれであれば、過去のコンプレックスやトラウマでも、承認欲求でも理由はなんでも良いんです。
ちなみにわたしの場合、がんばるべき理由はこれまで少しずつかわってきました。
じつは、そのはじめの理由についてはまだどこにも公表したことがありません。
本当はあまり言いたくない過去です。
ただ、少しでもあなたに変わるきっかけとなってほしいので、次回のブログでお伝えしようと思います。
よりたくさんの人が自分のために生きる選択肢を優先できますように☆
それでは最後まで、お読みいただきありがとうございました。